ログの時代の代名詞と言えばもちろんウェブログですが、Blogfan.orgの終焉が象徴しているように、twitterの様なより手軽な情報発信が持て囃される中、ブログサービスからの撤退が相次いでいます。やはり、livedoorの様にコアとしてブログを捉えている企業でなければサービス継続は難しいのでしょう。

自分が購読していたブログもいつの間にか更新がまばらになり、殆どtwitterやTumblrばかり、と言う人も多いです。

また、ウェブログが縮小していく中で周辺のサービスも縮小・撤退していくのでしょう。一時流行ったブログを使った『口コミマーケティング』サービスはほぼ半壊。残ったところもあまりいい商売とは言えない感じが…。また多数のブログを解析して世論をはじき出す系(長い)も同様の意味で斜陽ではないのかと推測しています。

その他、ブログをソーシャル化するサービスも一時期流行りましたが、Yahoo!ログールGooあしあとも終了、Google Friend Connectも特に使われている気配がない状況です。その中で、BlogPeopleのみが(Google Trendのデータを信用する限り)2010年に大きな伸びを示し、その後特に落ち込んでいないのは、やはり老舗としての底力なのか、それとも永沢氏の経営者としての力量なのか。BlogPeopleについてはビジネス面が語られることが少ない気がしますが、一度そう言った面も聞いてみたい気がします。

2008年には日本の極一部で『ブログは終った』論が語られ、2010年にはWiredで「ブログの時代は終わった」か:米調査 ? WIRED.jp Archives コメントを見る コメントを見るが記事となり、まあ何というか、いわゆるパーマリンクとトラックバックとコメントを備えた『ウェブログ』というものは縮小していくのだろうなあ、と思っている。