Google Book Searchが"Googleブック検索"として日本向けサービスが開始しました。現在はベータ版です。
Google ブック検索 コメントを見る
Google ブック検索、日本語版がオープン--書籍の全文表示も:マーケティング - CNET Japan コメントを見る
Goolgeが書籍検索サービス「Google ブック検索」の日本語版を提供開始した。このサービスでは、検索キーワードを含む書籍の基本情報や、場合によっては書籍の数ページもしくは全文を閲覧することができる。
日本にて出版社からの書籍提供受付が始まったのが2006年5月11日ですから、1年越しの公開と相成ります。

受付開始時にはグーグルでは、現時点で日本のGoogleブック検索では出版社が登録した書籍のみを検索対象とし、図書館などとの協力予定はないとしている。とのことでしたが、その後、慶應義塾図書館が"Google Books Library Project"が参加。

「Google ブック検索」で福沢諭吉の著作も閲覧可能に コメントを見る
グーグルは6日、「Google Books Library Project」に、慶應義塾図書館がパートナーとして加わったと発表した。同図書館が収蔵する200万冊以上の書籍のうち、著作権の保護期間が切れた約12万冊をデジタル化し、「Google ブック検索」から検索・閲覧できるようにしていく。
その少し前に、国会図書館からこんな報道もありました。
国会図書館、大正時代の図書約15,700冊をネットで公開 コメントを見る
国立国会図書館は、画像データベース「近代デジタルライブラリー」にて、大正時代の図書約15,700冊を7月3日から公開する。利用は無料。
こういった取り組みが個別に乱立するのではなく、GoogleやMicrosoft,Yahoo!等と共通化していけばいいのに、と思います。

それはそれとして、いくつかキーワードで検索してみましたが、まだまだ充実度は低い感は否めません。芥川龍之介や宮沢賢治なんかも訳書(英語)はヒットするのに日本の書籍にヒットしないのは少々寂しい思いがします。

余談ですが、書籍のデジタル化についてはこちらのブログが詳しいです。

bookscanner記 コメントを見る
更新が停止したのが残念でなりません。