ちょっと前のニュースだがメディアパブがDiggで偽ニュースがトップ頁に表示されていたことを報じていた。
メディア・パブ: ソーシャルニュースが危険性を露呈,偽ニュースがdiggのトップページに コメントを見る
 20日夜(米国時間),「ロイター発:65万台のPS3がリコール」という偽ニュースが参加型ニュースサイトdiggのトップページに登場,一時騒然となった。偽ニュースと分かりdiggが人手で削除するまで,偽ニュースを掲載したdigg画面で見られるように,少なくとも841人が投票したことになる(実際には900人以上とも)。
まあ、プロであろうとアマであろうとチェックが甘いのは人の性なんでしょうがない。目玉の数さえ十分ならバグは問題ではないと言ったのは確かリーナスだが、1800個の目玉は節穴だったんでしょう。流言飛語はいつも口込みで伝わるもの。

日本では釣った釣られたと言うことが日常茶飯事な訳ですが、newsing等のソーシャルメディアでもいつか同様のことが起こるんじゃないかなあ、と思います。

この件でふと思い出したのは、Yahoo!ニュースを装った偽ニュースを流した長崎市在住の男性(30歳(当時))のこと。
Yahoo!ニュースを偽装した記事の作者、著作権法違反の疑いで逮捕 コメントを見る
  この男性は、10月18日午後4時26分ごろ、Yahoo!ニュースの体裁を装って「中国軍沖縄に侵攻」などと記載した記事をWebサイト「謎のあぷろだ」で公開していた。この記事は「アメリカ国防総省が18日、中国から日本(沖縄県)に中国軍が侵攻したことを発表した」という内容で、冒頭に「【アメリカ18日共同】」、文末に「(共同通信)」と記載されていた。ヤフーと共同通信社では警察に被害届を提出していた。  
ちょうど去年の今頃の事件か。逮捕要件は著作権法違反だった。この件で著作権法を適用することには批判が多かったはずだがその後どうなったのだろう。

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