「オタ」「きもい」──スタッフのブログ発言、企業を巻き込む騒動に - ITmedia News コメントを見る
アルバイトスタッフがブログに書き込んだ無配慮な発言に対し、企業が謝罪に追い込まれるケースが起きた。ブログは手軽なツールとして普及したが、企業の信頼を揺るがす“筆禍”をも起こしかねない。
コミケでホットドッグの売り子をしてたアルバイトがブログに書き込んだ軽率な行為が大騒動に。詳しい経緯はこちらでまとめられている(2ch側の視点だが)。

現在、ホットドッグチェーンの"Nathan's"ではトップページにお詫び文が。"なんで俺が・・・・"と言う無念さがにじみ出る文です。泪無しには読めません。

事の経緯をつらつら眺めていて思うことは呆れるほどのネットリテラシーの低さ。馬鹿が日記に馬鹿なことを書いたことで大騒ぎする馬鹿馬鹿しさ。全てが繋がっていることを意識しないで写真も名前もさらけ出す無防備な状態で、客に対する無礼千万失礼極まる発言もどうかと思うし、それに対して今も大騒ぎする連中も。なんで理を以て諭して事を収められんのだ。情けない。

まあ、ブログを書く側に"見られてる""読まれている"と言う意識が薄いのは確かで、俺も反省することしきりなのだが、EFFの警告もそうだけど、次の小西さんのコラムを良く読むといいかも。

ITmediaアンカーデスク:ブログに問われる書く技術、話す技術 (1/3) コメントを見る
ブログが大流行だ。その内容もさまざまで、自分の意見の主張の場にしている人から単なる備忘録にしている人までいる。ただ、数多くのブログを見ていて気になったのは、「公開されている」ことは分かっていても「公開している」意識の薄いブロガーが多いことだ。
各ブログ提供サービスも、機能の説明の他に、こう言った注意書きを添えると言いと思う。

しかし、こう言った事例を目にすると、あまり賛成でなかった総務省によるICTリテラシー教育ってのが必要に思えてしまう。

まあ、数年後、もしくは年内に今回の件は"ブログ筆禍事件"のモデルケースとして、色々取り上げられるのだろうな。

補足

この事件で問題なのはもちろんアルバイトの"ネットリテラシーの低さ"だが、それに加えて"ネットリテラシーの低さへのリテラシーの低さ"が問題を大きくした一因だろう。今後、"ネットリテラシーの強化"だけでなく、"ネットリテラシーの低さへのリテラシー"の強化も課題ではなかろうか。