ITmedia ライフスタイル:インテリアになる留守番ロボット「ロボリア」〜テムザック三洋 コメントを見る
テムザック三洋は12月8日、新型留守番ロボット「T7-4 ロボリア」のプロトタイプを公開した。「深海のクラゲ」がモチーフという丸みを帯びた本体に3色LEDを内蔵。フロアライトにもなるという。
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両社が開発していた留守番ロボット「番竜」の事実上の後継となる製品。民生用ロボットとして小型化、コストダウン、在宅時の付加価値追加という課題のクリアを目指して開発された。
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デザイナーが「俺が作ったぜ!」という感じでロボットを抱えて写真に映っていますね,同期H氏が見たら「デザイナーが偉いんじゃない!エンジニアが偉いんだ!」と怒り狂いそうですな.
"ロボット"+"インテリア"="ロボリア"
三洋テムザックから"T7-4 ロボリア"のプロトタイプ(先行試作機)が発表されました。
"番竜"をベースに、四足歩行から三輪移動にすることにより大幅なコストダウンをはかり、イギリスのデザイナー集団"me company"がデザインを担当し、家庭に置いても違和感のないデザインを実現した。
WBSで見ましたが……ドラクエに出てくる敵モンスターのように見える。イメージは"クラゲ"だとか。3色(RGB)のLEDを内蔵し、様々な色を表現できるほか、"フロアライト"としても使用可能。ちなみに今"風呂洗いとしても"と変換されましたが、その機能は是非欲しい。

公式サイトも見ましたが、でーんとデザイナーのインタビューが載っています。
その中で、感心した言葉を引用。

その過程でもっと気を使ったのが、基本的な性格や個性を可愛くしすぎないことや、擬人化しすぎないこと。つまり、ロボットに過剰な主張を持たせないということでした。
ふーむ。確かに、今までの家庭向けロボットというのは"可愛らしさ"をアピールするものが多かった。"PaPeRo"とか"wakamaru"とか。
明らかに女性を狙ったデザインだが、実際にどれだけ受け入れられるのかが楽しみ。掃除ロボットに愛情を感じる人もいる訳だし。

しかし、なぜ、開発者のインタビューがないのか?
"Robot.Mとの優雅な平日"の同期H氏ではないが、「デザイナーが偉いんじゃない!エンジニアが偉いんだ!」と言いたい。auのデザイン携帯でも思うのだが、デザインを売りにするとエンジニアがないがしろに扱われるような気がする。高度なデザインは高度なエンジニアリングを伴わない限り陳腐な外装にすぎないというのに。三洋テムザックは今からでも遅くないから、かっこよい写真付きの開発者インタビューを公式サイトに載せなさい。

今後、2月にモニター試験を開始し、夏から秋頃には販売を開始する予定。また、公式サイトではアンケートも募集しているので、興味を持った人は一度訪れてみてください。

ペットのライブカメラとしても利用できる 留守番ロボット ロボリア コメントを見る