ライコス・ヨーロッパ、スクリーンセーバーを使った反スパム運動を中止:ニュース - CNET Japan コメントを見る
Lycos Europeによるスパマー対策の試みが終了した。何千台ものPCから送りつけたリクエストで、スパマーの運営するウェブサイトを攻撃するというこの試みは、大きな論争を巻き起こしていた。
japan.internet.com Webテクノロジー - 仕返しが仕返しを呼ぶ Lycos Europe のスパム対抗ツール コメントを見る
Lycos Europe が先日開始したスパム対抗策は大きな議論を呼び、キャンペーンサイトも度々アクセスできなくなるという、多難な1週間が過ぎた。一部の障害発生の原因は、同社が DDoS (分散サービス不能化) 攻撃の標的にしたスパムサイトからの応戦だった可能性がある。
今更感があるのだけど、CNETに記事があったので、補足のつもりでちょっと。
米国時間3日にLycosEuropeはDDoS攻撃スクリーンセーバーの機能を停止。その際の声名。
 Lycos Europeは「『Make love not spam』運動に対する反響の大きさに驚いた」と述べ、さらに次のように続けた。「我々はこの運動を通じて、スパムに対する議論を活性化し、スパムによって引き起こされる深刻な経済的・社会的問題への認識を促そうと考えた。そしてついにその目的が達成されたので、運動を中止することにした。」
翻訳すると、「売名目的で安易な正義を掲げ、一般ユーザーを煽ったが、苦情としっぺ返しの結果、うまく機能しなくなった」と言うことですな。
Japan.internet.comの記事によると、一部バックボーン提供会社は、Lycosのキャンペーンサイトへの接続を遮断。攻撃対象サイトの少なくとも一つは、リクエストをLycosのサイトにリダイレクトしてたとのこと。
まさしく、人を呪わば穴二つ、ですな。